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 絵本と木の実の美術館

   2014.10.11 ~11.30 (新潟)

 廃校になった小学校を使った「田島征三絵本と 木の実の美術館」での田島征三さんとの2人展。

 5ヶ月もの間、深い雪に閉ざされるこの地に生きる 植物たちをたくさん採集した。

  

ブナ(枝・新芽・芽鱗)

春、ブナの林では、新芽の芽吹きと共に一斉に落ちた芽鱗(新芽を包む皮)で、残雪がオレンジ色に染まるという。

チカラシバ・カスタネット

イタヤカエデ

フキ

イタチハギ

マルバマンサクの虫こぶ

アメリカセンダングサ・黒板消し

ゼンマイの綿     春、村人たちは喜々として山に向かう。

チガヤ・そろばん

ボタンヅル

葉や種等でカラーチャートのようなものを作り、元の植物を教室や廊下の窓に貼る。

クリ(葉と花穂)

ススキ    窓の外に生えているススキの穂から三つ編みを始め、穂を継ぎ足して長い紐を作る。

ススキの紐は窓から入り、

廊下を渡り、教室を渡り、反対側の窓から外に出てゆく。

ガマ

ガマ

ガマ・ジンバンシバンムシ

ホウ                                           落ちていた木の芽をそっと剥いてみると、葉と皮がマトリョーシカのように次々に出てきた。寒い冬に凍らぬよう、葉はビロードのような毛が生えている。

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